日本経済新聞に「生物集団の移動軌跡から相互作用の規則を理論とデータから推定できる機械学習技術を開発」の記事が掲載されました。(知能システム学専攻 藤井 慶輔 准教授)


  1. 配信日:2021-12-06 
  2. 掲載メディア:日本経済新聞
  3. 対象者:
    藤井 慶輔 (知能システム学専攻 准教授)
  4. 概要:

    名古屋大学、理化学研究所、科学技術振興機構(JST)、同志社大学、九州大学、西スイス応用科学大学(スイス)、基礎生物学研究所、東海大学との共同研究で、生物集団の移動軌跡から相互作用の規則、例えば「誰を見てどう動いたか」を理論とデータから推定できる機械学習技術を新たに開発しました。
    本研究により、これまで概念的であった動物行動学の理論モデルに基づき、1つの機械学習モデルを用いて、多種の生物集団に柔軟に適用できる定量的な解析方法が開発されました。これにより、人間を含むさまざまな生物の集団移動に関する一般的な法則や、その多様性の発見へとつなげていくことが期待できます。
    本研究成果は、2021年12月6日(月)から14日(火)までオンラインで開催された、人工知能・機械学習分野における世界最高峰の国際会議の1つである「Neural Information Processing Systems 2021 (NeurIPS'21)」で発表されました。

  5. URL:
    https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP623051_W1A201C2000000/