日経サイエンスと日本経済新聞に、安定と崩壊を支配する量子力学についての解説記事が掲載されました(複雑系科学専攻 谷村省吾 教授)


  1. 掲載日:2026-02-14 
  2. 掲載メディア:日本経済新聞ウェブ記事と日経サイエンス誌
  3. 対象者:
    谷村省吾 (複雑系科学専攻 教授)
  4. 概要:

    真空の崩壊、万物の安定と崩壊

     真空の崩壊は、もし起これば宇宙最大規模の天変地異だが、じつは我々の宇宙は誕生した直後に一度は真空崩壊を経験しており、そのおかげで電子や陽子が質量を獲得して、物質が形成され、現在の宇宙の姿ができている。
     真空の崩壊が再び宇宙のどこかで起こる確率が最近の実験データをふまえ量子力学にもとづいて正確に計算された。計算結果は、宇宙の始まりから現在にいたるまでの間に観測可能な宇宙のどこかで真空崩壊が起こっている確率は、10のマイナス868乗というものだった。これはきわめて小さな確率であり、まず心配する必要はない。
     しかし、ものが安定的に存続するか、それともいつか崩壊するかという問題は、確率の問題であり、量子力学で答えが出る問題である。万物の運命をつかさどる量子力学の働きについて解説した。

    解説記事:
    「万物の命運を左右する量子力学―塩の結晶から宇宙の存在まで」,日経サイエンス 2026年3月号(2026年1月23日 発売)
    「物理が予言する『この世の終わり』 真空崩壊が起きる確率は?」,日本経済新聞ウェブ記事(2026年2月14日 公開)

  5. URL:
    https://www.nikkei-science.com/page/magazine/202603.html
    https://www.nikkei-science.com/202603_060.html
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG123TA0S6A210C2000000/?msockid=237a7c89c267630e2c026d0fc3a96224

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Posted by 谷村 省吾