教員紹介:工藤 博章(くどう ひろあき)

研究内容

人間は、優れた情報処理能力を備えています。このような情報処理能力を解明し、その仕組みに関する知見から、人間の行っている活動を、コンピュータを利用して支援することを目指した研究を行っています。人間の情報処理機能を模倣することによって、学習機械として新たな手法の手がかりを得ることや人間の特性を考慮することによって「人間に優しいインタフェース」の設計開発のための基礎データを示すことを行っています。近年のコンピュータ関連技術の発展によって、生体情報を計測する方法も変化してきており、従来の計測法よりも、刺激の提示法や記録法等が進展してきました。生体情報の計測のために独自の実験システムを設計し、情報処理過程のモデル化と、これのコンピュータ科学技術による応用に取り組んでいます。

研究分野

視覚情報処理,コンピュータビジョン,聴覚情報処理,コンピュータオーディション,生体機能計測・応用,知覚情報処理,情報技術による応用(材料開発支援など)

所属・連絡先など

その他(活動プロジェクトなど)

  • リーディングプログラム「実世界データ循環学リーダー人材養成プログラム」http://www.rwdc.is.nagoya-u.ac.jp
  • 卓越大学院プログラム「情報・生命医科学コンボリューション on グローカルアライアンス卓越大学院」https://cibog.med.nagoya-u.ac.jp
  • JST/CREST [革新材料開発] 多結晶材料情報学による一般粒界物性理論の確立とスマートシリコンインゴットの創製 (研究代表者:宇佐美徳隆)(採択課題