中日新聞に「日本人は、悩む人への同情薄い?」と題した研究紹介の記事が掲載されました(心理・認知科学専攻 石井敬子 教授)
- 掲載日:2025-02-21
- 掲載メディア:中日新聞 朝刊
- 対象者:
石井敬子 (心理・認知科学専攻 教授)
- 概要:
一橋大学社会科学高等研究院の鄭 少鳳 講師(研究当時 名古屋大学大学院情報学研究科・博士後期課程学生)と名古屋大学大学院情報学研究科の石井 敬子 教授の研究グループは、日本と米国の一般人参加者を対象とした研究により、精神的に苦しんでいるときの社会的支援の求めやすさに文化差があり、共感や他者の利他的な行動への期待が関与していることを明らかにしました。本記事は、その研究紹介です。困難や苦痛に関する文化特有の解釈の仕方を考慮した上で、共感的関心に着目した社会的支援を求める介入策の必要性を示唆し、人々の心身の健康の回復・維持に寄与することが期待されます。