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  2. 複雑系科学専攻

教員紹介:鈴木 泰博(すずき やすひろ)

研究内容

感性・触覚情報学:これまでの情報技術・人工知能では論理やデータをもとにした論理的な知性,人間の脳にたとえるとしたら「左脳」,をつくってきました.わたしは感性をつかさどる「右脳」にあたる部分に興味をもっています.“文字や数字”は「論理的な知性」のためのモノつまり,メディアです.一方で,感性的な知性のメディアとは触覚です.触覚はわたしたち人間や動物のみならず,ウィルスと細胞など分子間の相互作用でも(広い意味での)感性的な相互作用を媒介しています.

文字やデータとちがって感性には「文字」がありません.そこで,感性を記述するためのことば「触譜」Tactile Scoreをつくりました.触譜とは“音楽のメロディーのように,時間変化する触覚”を記述するためのことばです.私たちが,ことばでコミュニケーションしているとき,音の高さ(周波数)と音の強さ(言いかた)をかんじています.触譜は「言いかた・強さ」を取り出して記述するためのことばです.触譜によって,言いかた,や,触りかた,などの感性を情報化することができるようになりました.私たちは,情報化された感性をT-bit (Tatile(触覚)-bit(情報))とよんでいます.

感性・触覚情報学はロボット工学,感性・触覚AI, 医療・ヘルスケア,インクルーシブデザイン,アート・エンターテインメントなど分野横断的に拡がりをみせています.

所属・連絡先

  • 複雑系科学専攻/複雑系計算論講座
  • email: ysuzuki”at”nagoya-u.jp

関連情報

  • 研究室Web
  • 個人Web

2020年12月25日複雑系科学専攻複雑系計算論講座, 感性・触覚情報学, 触譜, 触覚学, ナチュラルコンピューティング, 自然計算, 教員紹介, 複雑系科学専攻, 自然情報学科, 複雑システム系

Posted by ysuzuki@i.nagoya-u.ac.jp

教員紹介:中村 泰之(なかむら やすゆき)
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