教員紹介:榎堀 優(えのきぼり ゆう)
研究内容
日常に溶け込んだデバイス群によって人を助ける/便利にする研究を主として行っています。IoTの概念が提唱されて久しいですが、まだまだ情報技術と繋がっていないものは沢山あります。例えば、貴方の着ているシャツはどうでしょうか? 靴は? 普段使っている机は? 練習で使っているグローブやバットは? それらが情報を提供するようになるにはどうすれば良いのか。情報を提供するようになったら、どう使えるのか。私の興味はこれに尽きます。IoTより前から提唱されているウェアラブル/ユビキタス/パーベイシブ/インビジブルといった概念も含め、実世界試行でモノを作りながら、行動認識や予測、行動理解、循環的作用による技能速習化や行動最適化などについて研究しています。目的のための技術は何でも使って行く方針で、DNNによる行動認識や画像処理、センサ信号の単純フィードバックなど、その場に適した技術を貪欲に取り込んでいきます。
獲得予算など
- 2018年: JSPS 科学研究補助金 挑戦的研究(萌芽) (課題番号: 18K19812, 代表)「仮想点字ブロック・仮想壁の感触再現と動的配置を用いた視覚障害者歩行支援」
- 2017年: 立石科学技術振興財団研究助成A (代表)「仮想ポータブル歩行誘導ブロックによる視覚障害者支援」
- 2015年: JSPS 科学研究費補助金 基盤研究 B (課題番号: 15H02736, 代表)「布センサで構成した体圧計測ウェアを用いた離床時褥瘡予防ケア支援」
- 2012年: JSPS科学研究費補助金 若手研究B (課題番号: 24700062, 代表)「人物・環境センシングの稼働時間拡大に向けた街規模センシング可否マップの構築」
- 2017年: JSPS科学研究費補助金 基盤研究C (課題番号: 17K12451, 分担)「在宅高齢者夫婦世帯における行動変容をもたらす継続可能な転倒予防プログラムの開発」
- 2017年: 総務省戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)地域ICT振興型 Stage II「布圧力センサを用いた車椅子用褥瘡予防支援システムの研究開発」(分担)
- 2016年: 総務省戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)地域ICT振興型 Stage I「布圧力センサを用いた車椅子用褥瘡予防支援システムの研究開発」(分担)
- 2014年: JSPS科学研究費補助金 基盤研究B (課題番号: 26280074, 分担)「ライフログに基づくe-コーチングのための技能ログ分析」
所属・連絡先など
- 知能システム学専攻/コンピュータ科学科知能システム系
- 講師 / 博士 (工学)
- Webサイト/業績など: http://www.cmc.is.i.nagoya-u.ac.jp/~enokibori/japanese.html
- 略歴/CV: https://www.cmc.is.i.nagoya-u.ac.jp/~enokibori/CV.html (eng)
- 研究室HP: https://www.cmc.is.i.nagoya-u.ac.jp/
- e-mail: enokibori AT i.nagoya-u.ac.jp
- TEL: 052-789-5630