教員紹介:橋本 健二(はしもと けんじ)
研究内容
形式言語理論に関する研究と、それらの知見を利用してシステムの安全性などの検証法に関する研究に興味をもって取り組んでいる。具体的には、木変換器などの形式モデルなどの基礎研究や、それらを利用してXML文書などの構造化データに対する処理のセキュリティや互換性に関する自動検証法について研究を行っている。また、よく知られている命題論理の充足可能性判定(SAT問題)を行うソルバを拡張して、モデル(制約式を充足する割当て)の数を高速に数えるソルバの開発も行っている。システムの安全性検証において、単に安全か否かではなく、どの程度安全かなどの量的な評価尺度の計算への応用を目指して研究を行っている。
所属・連絡先
- 情報システム学専攻 助教
- E-mail: k-hasimt “at” i.nagoya-u.ac.jp