ミニ特集「弱きを助ける情報学」(社会情報学専攻)
今日、社会的に不利な状況にあるとみなされてきた人々が、情報技術を利活用することで、これまでにない力を得るようになりました。その一方で、デジタル・ディバイドの広がりにより、その恩恵を受けられる人々とそうでない人々の格差も社会的な課題となっています。
本ミニ特集では、そうした人々に恩恵を与える情報技術の利活用という、社会情報学の重要トピックをとりあげ、これを主題とする取り組みや、メディアや政府の役割を考察して、その現状や課題を明らかにしていきたいと思います。
本ミニ特集を契機に、我々の身の回りにある課題や時事的な諸問題に、社会情報学の知見がいかに貢献できるかについて感じ取っていただき、御関心を持っていただければ幸いです。
デジタル社会の実現へ向けて 〜高齢者のためのICT利活用〜 (社会情報学専攻 浦田 真由)
政府による情報のコントロールは、情報戦争から我々を守るのか (社会情報学専攻 井原伸浩)
メディア情報とロシアによるウクライナ侵攻: 在京テレビ5局のYouTube動画を素材にして (社会情報学専攻 山本竜大)