ミニ特集: 「非機械学習AI –論理によるAI–」の趣旨と概要
日本ではAIといえば機械学習を思い浮かべることが多いかと思います。機械学習では人の知識を使わずに、データ から得られる情報のみにより知識の習得を行いますが、その一方でChatGPTのデータが不正確で当てにならない と話題になったりしています。本特集では、広い意味で論理(ロジック)を用いることで人の知識も活用しつつ役に立 つシステムを構築する試みを紹介します。
Rep-Tileパズルの解の総数はいくつ? –論理式を用いた計数–
橋本 健二(情報システム学専攻)
MIDIからの自動採譜 –リズム木とトークンによるリズム解析–
酒井 正彦(情報システム学専攻)
看護師の勤務表作成 –解集合プログラミングの応用–
番原 睦則(情報システム学専攻)
本ミニ特集が、論理研究にご興味をお持ちの方や、名古屋大学 情報学部・大学院情報学研究科への入学・進学を検討されている方の参考となれば幸いです。
編集:酒井 正彦(情報システム学専攻)