教員紹介: 吉信 康夫(よしのぶ やすお)
公理的集合論を専門にしています。19世紀の終わり頃、ドイツの数学者カントルは「個数」概念の拡張として、集合の「濃度」の概念を導入しました。二つの集合は、その間に1対1の対応があるとき、等しい「濃度」を持つ、と定義したのです。彼 ...
教員紹介: 大舘 陽太(おおたち ようた)
グラフアルゴリズムの研究を専門としており,その中でも木幅などの指標を用いた手法を主に扱っています.グラフは,頂点と呼ばれるものの集合と,頂点同士の関係を表す辺の集合で表されます.多くの応用上の問題がグラフでモデル化できることが ...
教員紹介: 佐藤 潤也(さとう じゅんや)
数論、特に類数に関心を持っています。『類数とは?』を簡単に説明する事は難しいですが、日常生活においても、数を素因数分解してから考えると非常にエレガンな答えが得られる場合があります。そして、その答えを良く考えてみると、分解の一意 ...
特集「新型コロナと情報」:「感染するかも」で人が想い浮かべること
人間は一般に、予期しなかったこと、不思議なこと、そして自分たちに重大な意味をもつ事がらを目にすると、それが「なぜ起こったのか」を知ろうとします。原因が説明できると、将来また同じことが起こりそうかどうかを予測したり、対処するための準備が ...
特集「新型コロナと情報」:ICT応用で新型コロナと向き合う
新型コロナウィルス感染症(以下、新型コロナ)が昨年末に発生し、世界各地に広まるなか、2020年は世界的な大災害に見舞われた年であるといっても過言ではありません。各国における新型コロナへの対応はまちまちで、感染状況の把握と分析が ...
kaggle Tweet Sentiment Extraction 2位入賞報告(B4・高橋寛武)
*この記事は高橋寛武さん(情報学部自然情報学科4年)が、2020年8月3日に名古屋大学・教育記者会との定例懇談会で行った報告の原稿とスライドの一部を、指導教員である時田恵一郎が編集して掲載するものです。情報学部1期生による世界的な予測 ...
特集「新型コロナと情報」:特集の趣旨
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大という悲劇を我々はいかに乗り越え,いかなる未来を展望し,設計していくべきなのでしょうか?
名古屋大学情報学部・大学院情報学研究科に属する教員や学生からの情報発信を目的とする「情報玉手箱」 ...
PDFスライドに音声をつけて公開するためのWEBアプリを作りました
みなさん、こんにちは。情報システム学専攻の酒井です。2020年8月にこの文章を書いてます。大学教員は皆そうだと思うんですけど、この春は対面の授業ができなくてオンライン教材の作成に追われたんじゃないかと思います。紆余曲折を経て、PDFス ...
特集「新型コロナと情報」:繋ぐよ繋ぐ,ボードゲームは繋ぐよ
新型コロナウィルスという不幸が人類に与えたインパクトはとてつもなく大きい.試しに,「新型コロナの前と後で X の意味合いは変わってしまった!」という一文の X のところにいろいろ入れてみよう.驚くほどたくさんの言葉がしっくりと ...
特集「新型コロナと情報」:新型コロナのリスク・コミュニケーション
新型コロナウイルスの世界的流行は私たちの日常生活をすっかり変え、在宅勤務やオンライン授業が当たり前の日常となった。世界の総感染者数は約1500万人、死者数が63万人超、日本の累計感染者数も2万9022人、死者数994人(202 ...