ミニ特集「最適化技術の応用・実践」の趣旨と概要
「アルゴリズム」という言葉は昨今の社会の情報化に従い一般語としても使われつつありますが,元々は数学・情報学の用語であり,「何らかの目的」を達成するための計算手順のことを指します.数理情報学専攻で扱う最適化アルゴリズム設計論はアルゴリズ ...
OR学会中部支部講演会 – 開催日2021/6/19
数理情報学専攻の土中先生が,日本OR学会中部支部の講演会で講演されました.
日程とスケジュール開催日: 2021/6/19 (土)
15:30-16:30 市原 寛之 氏
診療予約制を導入する病院におけ ...
教員紹介:土中哲秀(はなかてっしゅう)
グラフ(ネットワーク)とは,点と辺からなる離散構造であり,様々な構造はグラフとして表現できます.例えば,人々のつながりは人物ネットワーク,企業や産業のやりとりは取引ネットワークとして表現できます.私は,グラフ・ネットワークを鍵 ...
研究紹介: 組合せ最適化問題に対するメタヒューリスティクス
組合せ最適化問題は、スケジューリングやネットワーク関連の最適化問題など、情報学・工学における基礎的な問題から実用的な応用問題にいたるまで、幅広い多くの重要な問題を含み、これらに対するアルゴリズムの設計・開発の ...
教員紹介: ブシェーミ フランチェスコ (BUSCEMI, Francesco)
研究内容専門は「量子情報理論」です。これは、物理(とくに量子論)が情報処理に課す究極の限界を明らかにする理論です。1970年代の研究に端を発して、量子情報理論は1990年代から今日にかけて着実に発展した結果、情報理論から実際の ...
教員紹介: 松原 洋(まつばら よう)
専門は公理的集合論です。公理的集合論は、無限集合のいろいろな性質について研究する数学の分野です。例を1つあげてみます。有限集合における要素の「個数」という概念は、無限集合に適用するために「濃度」という概念へ一般化されます。有限 ...
教員紹介:西村治道(にしむらはるみち)
専門は量子計算です.量子計算とは原子などミクロな物理系が従う力学である量子力学を基にコンピュータ(量子コンピュータ)を構成し,それによって計算しようという斬新な発想です.量子コンピュータを使うと従来のコンピュータでは現実的な時 ...
教員紹介: 吉信 康夫(よしのぶ やすお)
公理的集合論を専門にしています。19世紀の終わり頃、ドイツの数学者カントルは「個数」概念の拡張として、集合の「濃度」の概念を導入しました。二つの集合は、その間に1対1の対応があるとき、等しい「濃度」を持つ、と定義したのです。彼 ...
教員紹介: 大舘 陽太(おおたち ようた)
グラフアルゴリズムの研究を専門としており,その中でも木幅などの指標を用いた手法を主に扱っています.グラフは,頂点と呼ばれるものの集合と,頂点同士の関係を表す辺の集合で表されます.多くの応用上の問題がグラフでモデル化できることが ...
教員紹介: 佐藤 潤也(さとう じゅんや)
数論、特に類数に関心を持っています。『類数とは?』を簡単に説明する事は難しいですが、日常生活においても、数を素因数分解してから考えると非常にエレガンな答えが得られる場合があります。そして、その答えを良く考えてみると、分解の一意 ...