教員紹介:長岡 正隆(ながおか まさたか)
研究内容
人間を含めたこの世の中のすべての自然現象は、電子で決まる個性的な原子・分子が示す複合化学反応の物質ダイナミズムと捉えることができます。そのダイナミズムの根元は、自然が本来備えている非線形性、非平衡性、非定常性にあります。長岡研究室ではコンピュータやネットワークを基礎にした情報学的手法を生かして、物質現象における非平衡性と非定常性の現れ方を物理的・化学的・情報学的手法により探ります。物質が織りなす複合反応や生体反応のの反応制御・立体制御・構造制御の実態と本質に迫ると共に、可視化モデリングやアプリ開発,データ科学解析を通して技術的・視覚的理解を深めます。今日、アボガドロ数に迫るコンピュータシミュレーションから生まれる“ビッグデータ”の解析から、物質の未知の“佇まい”が明らかにされつつあります。きみも新しい物質科学と分子技術の誕生に立ち会ってみませんか!
所属・連絡先など
・複雑系科学専攻/自然情報学科複雑システム系
・e-mail: mnagaoka@i.nagoya-u.ac.jp
・http://www.ncube.human.nagoya-u.ac.jp/