ミニ特集「情報学と名大スパコン不老」の趣旨と概要
本ミニ特集では、名古屋大学情報基盤センターが導入しているスーパーコンピュータ「不老(フロー)」を紹介します。不老は、スパコン「富岳(フガク)」の技術をベースとする富士通のPRIMEHPC FX1000からなるType Iサブシステムと、人工知能研究支援のためのGPU搭載Type IIサブシステムなどから構成されています。富岳は「2位じゃダメなんですか?」で一躍有名になった京(ケイ)コンピュータの後継として開発されたスーパーコンピュータです。富岳は、2021年4月1日現在、“TOP500” “HPCG” “HPL-AI” “Graph500”の4つの性能ランキングで前回に引き続き2期連続で世界1位を獲得しています。本ミニ特集には、富岳の技術をベースとした名大スパコン不老に関する以下の記事が掲載されています。
名古屋大学情報基盤センタースーパーコンピュータシステム「不老」について
森 健策(知能システム学専攻/情報基盤センター )
スーパーコンピュータ「不老」の概要と「富岳」型TypeⅠサブシステム
片桐 孝洋(情報基盤センター/情報システム学専攻)
スーパーコンピュータ「不老」とGPUスパコン
大島 聡史(情報基盤センター/情報システム学専攻)
スーパーコンピュータ「不老」のAI基礎/応用研究への期待
嶋田 創(情報基盤センター/情報システム学専攻)
本ミニ特集が、スーパーコンピュータの研究にご興味をお持ちの方や、名古屋大学 情報学部・大学院情報学研究科への入学・進学を検討されている方の参考となれば幸いです。
編集:石原 亨(情報システム学専攻)