高校での講演
去る10月5日(火)午後,私の母校の愛知県立瑞陵高校で,コスモサイエンスコース向けの特別講義をしてきました.瑞陵高校は「命のビザ」で知られる杉原千畝の母校で,正門周辺には「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル 」という功績をたたえる展示があります.講演はなんと2コマ構成の長丁場で,「 情報学で迫る生命・自然・社会のダイナミクス-仮想生物・鳥の歌・人間- 」と題して,仮想生物の進化,人付き合いのダイナミクス,鳥の歌の観測と盛りだくさんで話してきました.しばらく経って担当の先生から学生さんからの感想をいただいたのですが,皆さん熱心に面白いと思った点について書いてくれてびっくりしました.同時に,理系の学生さんばかりでしたが,情報学って何?と思っている人が多いことにも驚きました.プログラミングをはじめとする情報学の力を活かして様々な現象の理解と応用に目を向けていることが,もっと伝わるといいなと感じました.