教員紹介: 小野 廣隆(おの ひろたか)

研究内容

コンピュータの性能・情報処理技術は年々向上し,いろいろなタイプの情報処理(計算)の速度はどんどん上がっていますが,あらゆるものには限界があります.計算も例外ではなく,「これ以上は速く計算できない!」という限界があります.この計算の限界は,コンピュータの性能向上の限界に起因するものと,「計算」自体に内在する仕事量的な限界に起因するものもあります.このようなコンピュータの性能ではなく,計算(量)自体の限界について研究するのが計算量理論です.私はその中でも組合せ最適化問題という解けそうで解きにくい問題(群)の計算量理論を,アルゴリズム設計の立場から研究しています.厳密な正確性を求められる計算に対して,どれだけの計算量を見積もっておけば十分か,どれだけの計算量が最低必要か,ある程度の正確性を保証するとしてどの程度の計算量が必要か,あるいはこれだけの計算量を想定した場合,どの程度までの正確性を保証できるかなど,様々な視点から「計算」の高速化とその限界について研究しています.

所属・連絡先など

  • 数理情報学専攻/自然情報学科数理情報系 教授
  • e-mail: ono “at” i.nagoya-u.ac.jp