教員紹介:井手一郎
研究内容
映像及びソーシャルメディアを中心とするマルチメディアコンテンツの処理及び利用に関する研究に取り組んでいます.
映像やソーシャルメディアは,画像のみならず,テキスト(自然言語)・音声/音響などを含むマルチメディアデータです.また,放送映像であれば番組と連動した教材本があったり,ドライブレコーダの映像であれば様々なセンサ情報が付随していることもあります.いずれにせよ,このようなマルチメディアデータは,各メディアを総合的に理解することではじめて効果的に処理することができます.そのため,画像処理だけでなく,自然言語処理,音声・音響処理,それらを組み合わせた統合メディア処理,これらからのデータマイニングや知識獲得に関する研究に取り組みたい方の進学を強く期待します.
さらに周辺研究領域として,情報検索,ウェブ情報処理,地理情報処理(GIS),社会ネットワーク分析,ユーザインタフェースなどに興味がある方も大歓迎です.また,これらのメディア認識・理解技術は成熟しつつあるため,認識・理解した結果を利用して,付加価値をもつ新たなマルチメディアコンテンツの生成も目指しています.
略歴
- 2000年 東京大学 大学院工学系研究科 博士課程修了
- 2000年 国立情報学研究所 ソフトウェア研究系 助手
- 2004年 本学 大学院情報科学研究科・工学部 助教授
- 2007年 本学 大学院情報科学研究科・工学部 准教授
- 2010年 アムステルダム大学 情報学研究所 上級訪問研究員(~2011年)
- 2017年 本学 大学院情報学研究科・情報学部 准教授
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所属学会
- IEEE
- ACM
- 電子情報通信学会
- 情報処理学会
- 人工知能学会
- 映像情報メディア学会
業績一覧
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