情報学の研究者たちの喜怒哀楽 (塚本 眞幸 複雑系科学専攻 講師)
―「喜」喜びを感じる(あるいは最も喜びを感じた)のはいつですか?
苦労して書いた論文や申請書が通ったとき。
努力が報われたときの喜びはいつまでも心に残っています。
―「怒」悔しさを感じる(あるいは最も悔しさを感じた)のはいつですか?
頭の中ではうまくいくと思っていたこと(実験や申請書)が実際にはうまくいかなかったとき。
そういうときは、頭を冷やすために研究室の掃除をしたり、家で音楽を聴いたりします。
―「哀」悲しさを感じる(あるいは最も悲しさを感じた)のはいつですか?
新型コロナウイルス感染予防のため、多くの授業や学会などがオンラインになり、自分の考えや話したい内容が相手に伝わりにくいと感じたとき。
対面では聞き手の表情や雰囲気を感じながら話せるというメリットがありますが、オンラインでは難しい面があるので、よりわかりやすい話し方、見やすいスライド作りなどの工夫をしていきたいです。
―「楽」楽しさを感じる(あるいは最も楽しさを感じた)のはいつですか?
同じ分野はもちろんですが、専門の異なる分野の先生たちと議論するとき。
何気ない会話の中にも、自分の研究に生かせるヒントが見つかることがあるので、そういう機会を大切にしたいと思っています。